昔、屋台村みたいな鉄板焼き屋や洋風居酒屋の集合したお店がアパートの目の前にあったので、仕事帰りに週2くらいそこで飲んでた。
ある夜、いつものようにそこに行くと、初めて見る子が2人飲んでた。
1つ席を空けて座って飲み物を注文すると、25歳と20歳の看護婦さんで時々飲みに来てくれる、とマスターが紹介してくれた。
疲れてたので
「こんばんは」
と愛想笑顔で挨拶だけして済ませ、軽く食べたら帰ろうと思っていたら、20歳の子が隣の空けた席に移動してきて
「裕子(仮名)です、お兄さん格好良いね、うちら夜勤明けで明日も休みじゃけぇ飲みに来たんよ」
と声を掛けてきた。
疲れて声を掛けられたくなかったし、面白い事も思い浮かばなかったので、
「裕子ちゃんも可愛いね」
とだけ答え、出された飲み物に口をつけて目線を切った。
けど、何を話したかあまり覚えてないけど、
「彼女いるんですか?」
とか延々と話しかけられた。
早く帰りたかったけど、話しかけられて長くなって1時間半くらい経った頃、裕子ちゃんが
「うちばっかり話しかけてテンション上がって馬鹿みたい」
と拗ね始めた。
バツが悪くて帰ろうとマスターに声を掛けたら、
「じゅんちゃん(俺)ちょっと待てや。今日もうお客さん来そうもないけぇカラオケ行こうや。ほれ、裕子ちゃんも行くで」
と声を掛け、4人でカラオケに行く事になった。
カラオケで飲みながら適当に他の3人が歌うのを聞いてたら、マスターが1時間程で帰ってった。
俺も帰りたかったけど、何となく帰れる雰囲気じゃなくなって付き合うハメになり、最初に予約してた2時間が過ぎて終了時間を知らせるコールが鳴った時、裕子ちゃんが3時間延長した。
25歳の仁美(仮名)ちゃんも
「えーーー3時間も!?」
と言いながらテンション高くて楽しそうだった。
注文してたターキーのロック4つが来たら、裕子ちゃんが、
「一気ね」
と言いながら俺に1つ、残り2つを1つにまとめてグラスいっぱいになったのを仁美ちゃんに渡した。
仁美ちゃんは人の良さそうなブサで、律義にそれを一気した。
その後もストレートやロックで何杯か注文して飲んでるうちに、まず仁美ちゃんが潰れ、椅子に頭をもたれかけて寝始めた。
俺も意識が朦朧としてどのくらい経ったのか分からないけど、気付くと下半身に違和感を覚えた。
薄目で下を見ると、裕子ちゃんが俺のをフェラしてた。
裕子ちゃんは俺の意識が若干戻ったのに気づいて、唾でヌルヌルになった俺のを手で扱きながら
「凄く硬いよ、本当はうちとエッチしたかったんでしょ?」
と耳元で囁いてきた。
そうしてまだ朦朧としてる俺の上に跨ってスカートの中に手を入れて下着をずらして自分の中に俺を導くと、ヌルヌルと生温かいのを感じながら俺のナニが滑り込んでいくのを感じた。
何だかよく分からんが、俺の上では裕子ちゃんが自分で動いている。
向かいの椅子には仁美ちゃんが酔い潰れて寝ている。
そんな状況が頭の中でグルグルしているうちに、俺の頭は快楽だけになった。
抜かずに裕子ちゃんを下にすると、俺は正常位で無心で腰を振り続けた。
段々裕子ちゃんの呼吸が荒くなって声が漏れ始めたので、脱いだスーツの上着の肩口を口に噛ませてギュッと抱き締めて腰を振り続けた。
普段は酔うとなかなかイケないのに、10分くらいでイッて裕子ちゃんの中にぶちまけた。
それでも興奮が収まらず、勃起したままだったのでそのまま30~40分は突き続けた。
結局時間終了のコールでノーフィニッシュ。
仁美ちゃんをタクシーで送り届け、仁美ちゃんの家で、仁美ちゃんが寝てる横でもう1回、俺のアパートに帰って昼まで寝て夕方までに2回中出しセックスした。
それから俺が勤めてた会社を退職するまで半年くらいセフレの関係が続いた。
あれから9年、俺も結婚して1児の父、何人かと付き合ったけど、未だにカラオケでの1回目の射精を超える射精感を味わった事がない。
射精した瞬間、閉じてた尿道が一気に緩んでビュッと瞬間的にじゃなく、ドクドクドクッといつもより継続的に出た感じがして、溜まってたものが全部出たような錯覚に囚われた。
うーん、ドバァーーーーーって方が合ってるかな?
時々、沢山出たなと思う事はあってもビュッ、ビュビュビュッって感じで、断続的なんだがその時は体の力がスコーンと抜けてるにも関わらず自然と出た気がする。
イク前に入ってた力が抜けて射精と同時に体がゾクゾクッとして軽く痙攣した。
実際その頃サルで1日7回打った事もあったけど、その時は4回目で空打ちになってナニがかなり痛かった。
射精感って説明するの難しいね。